生年月日やいくつかの質問に答えるだけで「あなたの前世は〇〇でした」などと鑑定できるものがブームとなった時期もありました。
このことから、何となく信ぴょう性の高いものではないように感じる方もいるでしょう。
また、前世は本当にあるものなの?と疑問を抱くことがあるかもしれません。
そこでここでは、前世と占いについてまとめていきます。
前世について知っておきたい事
前世とは、今の人生の「前」の状態を指しています。
転生があると考えている世界観であれば、必然とする要素でもあるのです。
そして「輪廻転生」という言葉があるように、人の人生は幾度も繰り返されると考えている場合には、多数の前世が存在していることになります。
前世って本当にあるの?
鑑定を受けるにしても、自身で簡単にチェックをするにしても「前世って本当にあるの?」と疑問に抱くことがあるかもしれません。
科学的な証明は難しいのですが、実際にその事例は見とれられています。
例えば前世の記憶を持つ子供がいることです。
前世の記憶を鮮明にそして感情的に話す子供もいるのです。
すでにこの世にいない人しか知り得ないこと話す子供もいます。
そう考えると、前世は学術的に見ても否定できないものと捉えられるのです。
前世を知ることについて
前世を知ることが大切なの?との部分についても触れていきます。
前世を必ずしも知らなければならないわけではありません。
しかし、知ることで得られるものもたくさんあります。
例えば「因縁」です。
因縁とは、前世が影響をもたらす現状況のことを言います。
ですから、前世を知ることにより、今抱えている悩みが解決できる可能性もあるのです。
理由が分かることもある
どうしてこんなにもめごとが続くのか。
なぜ理由もないのに特定の人や物事に対して苦手意識を抱くのか。
このような要素が前世に潜んでいることもあるのです。
前世が分かるとそんな「どうして」が解決できるかもしれません。
こうして、前世を知る必要が絶対的に必要ではありませんが、知ることでもしかしたら今の悩みの解消につながるかもしれません。
前世を知る方法
自分自身の前世を知りたい方もいるかもしれません。
では、どのように前世を知ることができるのでしょうか。
催眠療法
ヒプノセラピーとも呼ばれています。
専門家に催眠を掛けてもらい過去の記憶をさかのぼります。
そのことによって、前世の記憶にアクセスすることができるのです。
忘れていた幼少期の記憶から生まれる前と段階的に奥深いところまで進みます。
そして、前世の記憶にたどり着く方法です。
個人もしくは専門家によって作用が濃さなりますので、1回で前世にたどり着くことができないケースもあります。
数回に分けて受けるとたどり着けるケースもあるようです。
自分でたどる
とても難しい方法ではありますが、自らの力で前世を思い出す方法です。
具体的な方法は、潜在意識から前世の記憶を引き出すもの。
そして、顕在意識で認識できる状態へと導いていきます。
代表的なアプローチとしては「夢」からです。
夢の見解もさまざまではありますが、記憶を整理するためともいわれています。
前世に見た光景が夢となって出てくることもあるのです。
ですからもし、全く知らない人や風景などを見た場合には、それをメモに取っておくと良いかもしれません。
理由ない感情を確認する
これもセルフで行える方法の1つです。
理由もないのに惹かれてしまうものや恐怖を感じるもの。
さらには親近感がわく「時代」がある場合には、ここから前世を紐解けるかもしれません。
前世の因縁から、こうした要素が生まれてきていると考えられていますので、これらを統合して判断していくのです。
先生に依頼をする
前世を鑑定士に診てもらう方法があます。
この場合、先生が用いる占術ジャンルに「前世鑑定」を選ぶ必要があるのです。
今では、無料鑑定のように生年月日を入れるだけで前世が分かるものがありますが、信ぴょう性としては低いものとなってしまいます。
楽しむ範囲であればそれでも十分ではありますが、本当に前世を知りたいとの気持ちがあれば、先生に鑑定依頼をするのが最も良い方法です。
自分自身で前世へとたどり着きたい場合、深く考えすぎずにインスピレーションをフル活用することが大切です。
また、精神状態が落ち着いている時や静かな空間の中で行うようにして下さい。
そして、先生に依頼をする際には純粋に前世を知りたいと話すのも良いのですが「理由」を添えて明確に話をするとより精度が高くなります。
前世鑑定について
前世を鑑定することで絶対に相談者の前世はこれと100%断言することはできません。
それを踏まえて利用をすることが大切です。
的中率判断が難しい占術
前世鑑定を受けると分かるのが「当たっているかどうかが分からない」という点です。
いくら著名な先生から鑑定を受け「あなたの前世は〇〇です」と結果を言われても、本当にそうだったのか確認する術がありません。
とはいえ、今何かしらの悩みやストレスを抱えているからこそ知りたいと願う方が多いはず。
前世を知ることで、今起きている悩みの解決や対策をアドバイスしてくれます。
否定的にならずに「認める」のもまた大切な事といえるのです。
前世が全てではない
前世を知ることが全てではありません。
例えば、自分自身が前世において悪事を働いていたと仮定してください。
だからこそ、その因縁で現世も苦しんでいるのであればどう感じるでしょうか。
恐らく「耐えなくてはならないもの」「受けるべき罰」と受け止めてしまうかもしれません。
ですから、前世を知ることは悪い言葉ありませんが、縛られる必要も全くないのです。
突然や偶然のタイミングで鑑定依頼をする
突然何かを思い出したり夢に見る。
さらには、偶然のタイミングで似たようなことが何度も起こるなどといったときに鑑定依頼をするのも良い方法です。
アドバイスに耳を傾ける
前世の行いによって、今苦しんでいる分かれば傷ついてしまうかもしれません。
しかし、それを解消する方法は必ずあるものです。
そんなアドバイスを先生は提示してくれますので、アドバイスにぜひとも耳を傾けこの部分を大切にしてみてください。
そうすることで、苦しんだり傷つくことが無くなります。
楽しむ気持ちから取り入れるのもオススメ
先にも触れたように信ぴょう性は低いものの、無料鑑定で「楽しむ」範囲内で前世鑑定を取り入れるのもオススメです。
もちろん、有料鑑定でも楽しむ範囲で利用するのも良いでしょう。
信じすぎな気持ち
占術や鑑定全てにおいて言えるのが「信じすぎない事」です。
信じすぎてしまえば、それらに囚われてしまいます。
すると、自身で身動きが取れなくなってしまったり、何度鑑定依頼をしても心が晴れないこともあるのです。
ですから、全てを鵜呑みにするのではなく「より良い人生を送るための目安」「心の支えとなってくれるパートナー」として取り入れていきましょう。
こうして、前世鑑定を取り入れる際に抑えておくべきポイントを事前にチェックしておくと、より上手に占術や鑑定と付き合うことができます。
ナーバスになり過ぎずに自身の前世に触れてみて下さい。